平成生まれのマクレーン

映画レビューを中心にぼちぼち綴ります。絵もペイントで適当に描いてます。

ファンタスティックプラネット 映画レビュー

ずっと観たいと思ってた作品
プライムに出たので鑑賞
進撃の巨人のもととなってるとか言われてた気がしますが、似ても似つかないですね

題名にあるように
とてもファンタスティックで不気味な生き物が暮らす惑星が舞台です
どうやったらそのような生態系になるのか不思議な生き物ばかりです
しかし、実は地球上の生き物も外から見たらそう見えるのかも知れません
その外からみた視点という発想をもとにこの映画は作られているのかな
地球上での人間の行為を客観的に見て、別の惑星に置き換えてみる
人間のゴキブリに対する残虐非道な行為を反転した視点で考える
本作の舞台と地球との違いは、星を支配している生き物以外にそれと同等の知性を持った生き物がいるか否か
地球のゴキブリが知性を持っていたら、今のような付き合い方ではなかったかも知れません

いや、どうでしょう
たとえゴキブリが知性を持っていたとしても、その俊敏さ繁殖能力、生命力に畏れおののき、やっぱり殺す選択をとっていたのかも知れませんね
人間とは攻撃的な種ですから
その攻撃性は本作にも描かれていました
本作では支配からの脱却の術としててでしたが、脱却しようと発想するのは、攻撃的な本質故でしょう

なかなか面白い問題提起ではありますが
独特な絵面とスローなカメラワークに眠くなります
少し盛り上がりにかけるかな