平成生まれのマクレーン

映画レビューを中心にぼちぼち綴ります。絵もペイントで適当に描いてます。

デューン 砂の惑星 映画レビュー(幽霊部員の投稿)

3分ティモシー 似てねぇ

前に友達の家でチラ見しながら鑑賞しました
その時は微妙そうだと思ったのですが
もう一度プライムで集中して鑑賞
なかなか面白かったですね

現代版スターウォーズ的な感じでしょうか
それよりはリディックに近いかな
帝国やら領主やら、宇宙をまたにかけた勢力争いを背景に
神秘的な能力と過酷な惑星の世界観で紡いだスケールのでかい作品です
ほんとに雄大な世界です
惑星のリアリティが良いですね
戦闘の主軸となるのが剣ってのも良かったです
ジェダイを思い出しますね

俳優陣に金をかけてるなと思いました
主人公は今注目の若手だし
ジョシュ・ブローリン、ジェイソンモモア、ゼンデイヤを始め
ガーディアンズのドラッグス役のあの人やダークナイトの脇役で出てたちょっと目が怖いあの人など
デイヴバウティスタとデビットダストマルチャンっていう名前みたいですね
この二人は最近割とよく出るし、けっこう存在感出すんですよね、うん
マルちゃんて笑
バビエルバルデムまで出てたので驚きました(なんで驚いたのかは分からない)
ドゥニ監督の人選良いですね

割と静かに物語は展開します
あまり激情タッチではなく、静かに淡々と
完成度が高いのに私の配点が4点止まりなのは私好みの少年誌的激情がなかったからです
でも、面白いんですよ
興味深いというか
あまり説明されないけど、主人公やその母には不思議な能力があるし
陰謀うごめくストーリーも先が気になる
そこまで派手ではないにしても戦闘シーンは趣があるし
静的ではあるものの、圧倒的な存在感と緻密さがあります
ドゥニはけっこう登場人物の心情にフォーカスする印象がありましたが、本作、そこについてはそこまでだったかも知れません
ストーリーが複雑で私がそこまで見れなかったのかも知れませんが

過酷な砂の世界を完全に再現してて、スケールのデカいSFです
続編も必ず見たい