平成生まれのマクレーン

映画レビューを中心にぼちぼち綴ります。絵もペイントで適当に描いてます。

「思い出のマーニー」を金曜ロードショーでみた

あけましておめでとうございます

あけてからだいぶ経ってからのご挨拶となってしまいました

ブログもだいぶさぼってしまった

 

初めて見た頂く方のために本ブログの説明しとこ

本ブログは、30超えてもあかんほうの中二病が抜けきらないあちしマクレーンが

人生で唯一の憩いである映画鑑賞のレビューを

独断と偏見と皮肉たっぷりで

あと独断も加えて、そして皮肉たっぷりにおもしろ(いと自分では思ってる)おかしく綴るものです

あちしの目的は広告収入ですので、Amazonで買い物する際は、本ブログに貼られた広告を経由していただけると継続するモチベーションとなります

 

てなわけで、今年もどうぞよろしくお願い致します

 

ぱそこそ立ち上げるのは久しぶりですが、

映画鑑賞は年末年始もしてました

別のアプリでは携帯でレビュー書いてましたので、しばらくはその転載になりますかね

 

ではでは

それでは、本日の作品はこれ、

おもひでポロポロ

あ、ちがった

思い出のマーニー

昨日、金曜ロードショーでやってましたよね

それでは、久しぶりのレビュー、行ってみまっしょい

 

 

 

いやぁ

非常に良かったですね

想像以上でしたよね
サスペンス調に進んでいくストーリーから
結果はスピリチュアルと贖罪の話のような気が、うん

 

金曜ロードショーで鑑賞
もともと見るつもりはなかったが
娘が見だしたので何気なく見てみたら
冒頭から
これ、ジブリっぽくない
思春期臭くて湿っぽい
と思って興味が沸いて釘付けに

 

最初の方に
この世界には見えない輪がある
ってのもすごく共感できて
あちしサイコパスなもので、
普通の人間と違うって感覚はものすごく共感できた
本作の杏奈と違うのは、普通になりたいと思っているところかな

 

あかん方の陰鬱な思春期の雰囲気で話が進んでいく
あまり設定の説明がなく、セリフや映像で読み取る必要があり、そのへんもあちし好みでした
心病みがちな少女が田舎に疎開するってのは、西の魔女が死んだに似てると思いました

 

 

シャッターアイランドのようなサスペンスな感じで展開する
やっぱりジブリっぽくない
本作公開当時、ネットで本作についての話題がけっこうあって、あまり覚えてないが、なかなかややこしい内面的な話であるような印象を受けた
それがあってか、鑑賞中
これは何のメタファーなんだ?
と考えながら見ていた

 

 

だが意外にも
ま、メタファーもたくさんあるんだろうけど、
メタファー作品である、複製された男よりもどちらかというとシャイニングに近い作風の展開を見せた、と思う、と解釈するあちしは
これは意外でした
この手の映画、あやふやな結末で終わって、あとは鑑賞者の解釈に任せますってのが多いから
わりかしストーリーの詳細を明かしてくれたのは私にとっては良かったです

 

 

シャイニング似てると感じた所以ですが、

これを語るにはネタバレ必須なので、以下はネタバレ注意です。

 

 

 

 

いやぁね

本作、いろいろ説があると思うんですが

杏奈がマーニーと交流したのは、

ただ単にイマジナリーフレンドなだけでなく、マーニーの残留思念に影響されたのもあるとあちしは思ってて

それも、マーニーの残留思念が刻まれたあの洋館の働きが要因の一つなのではないかと思います

あちしのシャイニングの解釈は

ジャックニコルソンがあんな風にお逝きになられたのは、

ジャックニコルソンがあのホテルの昔の支配人と顔が似ていたが故に憑りつかれたからだと解釈してます

 

本作も、マーニーと血縁関係にある杏奈があの洋館に刻まれたマーニーの残留思念に影響されてあのような事象が起きたのではないかと思って

そういう点で、シャイニングに似てるなぁと思いますたわけです

 

 

結局のところ本作はー
主人公の過去との対峙と、マーニーの贖罪だったのではないでしょうか
あと、マーニーの言い訳も入っているかも知れない
主人公が自らの傷と対峙するテーマはすずめの戸締まりとも似通った部分があるかなぁ

 

終わり方も良かったし、ウルってきました
いやぁ、まじ想像以上でし
展開も意外でした
ロードショー全部見ることって最近少なくなって
途中で風呂入ったりせにゃいかんしギャラリーがうるせぇと集中できないしで
久しぶりに最初から最後までロードショー見ましたが、良かった
やっぱり映画っていいです、ほんと