平成生まれのマクレーン

映画レビューを中心にぼちぼち綴ります。絵もペイントで適当に描いてます。

「怪物はささやく」みて号泣した

お題「邦画でも洋画でもアニメでも、泣けた!というレベルではなく、号泣した映画を教えてください。」

わりとスマート



どもこななちわ

マクレーンです

今回は珍しくお題に参加させてもらいまする

 

「泣けたというレベルではなく、号泣した映画」

ということで、、、

いくつか思い浮かんだんです

ものすごくうるさくてありえないほど近い

とか

湯を沸かすほどの熱い愛

とか、あと心の状態によっては

かいじゅうたちのいるところ

も、かなり泣けますね

 

 

 

 

 

 

あちしはストレス溜まって切羽詰まった時、これ見たら泣けるって映画をみたりします

泣いた後って自然とスッキリしてることが多いんですよね

涙を流すことってのはストレスからの回避行動と言われてるみたいですな

 

で、あちしが今回のお題で選んだ映画は

怪物はささやく

です!

カテゴリー的にはファンタジー映画なのかな?

泣きたい時に結構みます

 

 

 

あらすじは、

病魔に侵された母と暮らす主人公(少年)

ある夜、町外れにある大樹が怪物となって動き出し、少年に対してこう言います

今からお前に三つの物語を話す

四つ目はお前が真実を話せ

 

ね!

あらすじだけでおもろそうでしょ?

何年前の映画か忘れたけど、CMは結構してた気がします

 

主人公の祖母役でシガニーウィーバー

怪物の声訳でリーアムニーソン

この二人が良きですねー

さすが大御所ですよ

 

以下、作品の内容に触れます

ネタバレするつもりはありませんが、多少中身にも触れるのでご注意を

 

 

 

この作品、何が良いかっていうと

不運な少年のぶつけようのない怒りがふつふつと描かれてるんですね

お母さんは病気、お父さんは一緒に住んでいない

おばあちゃんは嫌い、学校ではいじめられる

こんな感じで、これでもかと言うほど、少年は不条理に打ちのめされます

グレてもしょうがないような状態ですが、さらに辛いのが、グレないんですよ

悲運に見舞われたことは、少年に原因はなく、圧倒的不条理なんです

なのに、その怒りに任せてワガママできない

だってお母さんが苦しんでるんだもん

少年は不運なことに他人の苦しみが見えてしまい、自分がどのように振る舞うべきか分かってしまう人種なんですよね、かわいそう

そーゆーね、どうしようもない抑えられた抑えきれない怒りがふつふつと描かれてて

どっと悲しいんですよね

もう、悲しみ.comみたいな(どないですか)

 

 

 

社会でもあるじゃないですか?

てか、社会ではほとんどじゃないですか?

圧倒的不条理、悲運、不平等

それに対し、抗う術がないこと

頑張った人間がバカを見る現実

その現実に適応するしかない事実

本作の主人公の少年に通ずる気持ち、誰しも感じたことあると思うんです

また、少年という点で、さらにダメージはでかいですよね

経済的に大人の助力が必要だし、子供という枠の中でしか自由がない

悲しいんですよ、泣けんすよ!

 

 

 

そんな少年の元に、オビワンパダワンがやってくる訳ですよ

娘を返せ!とか言ってね(大嘘)

 

あ、あの怪物がね、少年にお話をしに来るんですが、

おとぎ話なんですが、これがね、よくある昔話ではないんですね

勧善懲悪的ではななく、善悪があいまいで複雑な話をするんです、、、

その話が本作でどう生きるのか?

怪物が話せという四つ目の真実とは?

少年は報われるのか?

次週!ドラゴンボールZ!「やばい悟飯がキレた!」ぜってー見てくれよなっ!

 

 

 

はい、

てな訳でかなりおすすめです本作

前述したようにかなり悲しいですが、最後までみれば悲しみだけでなく綺麗な涙流せると思います

 

木の怪物が話すおとぎ話のシーンではかわいいアニメが流れたり、全体的に雰囲気ファンタジーなので、その部類好きな方にもおすすめです

ラストはかなり感動しますよ!

ぜひ鑑賞あれ!

そして、本レビュー以外にもあちし映画レビュー書いてますので、おひまでしたらそちらにもお立ち寄りいただけると嬉しです