平成生まれのマクレーン

映画レビューを中心にぼちぼち綴ります。絵もペイントで適当に描いてます。

ジーパーズ・クリーパーズ 映画レビュー

こんなのがでてきます(ほんとはもっときしょい)



B級ホラーの金字塔
好きなんです本作
中学の頃、当時の親友と初めて見た気がする
意外にも3作まで作成されてて、全て見てます
久しぶりに1作目をプライムで鑑賞
出来の悪い脚本と不格好なストーリーと展開
アクションが多い訳でもない
普通の人が見たらおもしろくないと思いますが、私のツボには入ってしまって
まず、ジーパーズクリーパーズと呼ばれるクリーチャーの存在が良いです

23年に一度、23日間、人を食べ続ける存在
曖昧な設定が厨二病心をくすぐり
バードマンとプレデターをミキサーにかけて床にぶちまけたようなビジュアルはもう!
立派な翼がありますしね
麦わら帽子みたいなハットとロングコート、無駄に長いヤン毛が良いです
人間に近い化け物ってのが良いんですよ
安に正体はエイリアンだと判定させず、超常的な含みを持たせるのが夢ある

ジーパーズクリーパーズの歌の存在や訳の分からないことを言い、特に役に立たない予言者的オバハン
やたらと戦闘準備をしているにも関わらず戦闘シーンがないポリスメンズ
もうどないなってんのか、、、
でも好きなんですよねー
親友と鑑賞したからでしょうかね
この親友ってのが、なかなか気難しい奴で、多くを語らないけど、一緒にいると落ち着ける奴でした
別々の高校に行き、大人になってとうとう連絡は取れなくなってしまいましたが
そのような思い出がこのZ級ホラーをB級に昇華させてるんでしょうか

あと、ヒロインの可愛さレベルがそこそこという絶妙具合で、これはもう逆にセクシーでした
ピンクのタイトな服で胸の輪郭が露わにされ、私のピンク波動はびんびんよ

90分程度で長くはなく、展開も早いのでヒューマノイド型の殺人妖怪が見たい方にはちょうど良いウエイトですかね

マルチバースとして
プレデターブレイドと戦ってみて欲しいな

ファンタスティックプラネット 映画レビュー

ずっと観たいと思ってた作品
プライムに出たので鑑賞
進撃の巨人のもととなってるとか言われてた気がしますが、似ても似つかないですね

題名にあるように
とてもファンタスティックで不気味な生き物が暮らす惑星が舞台です
どうやったらそのような生態系になるのか不思議な生き物ばかりです
しかし、実は地球上の生き物も外から見たらそう見えるのかも知れません
その外からみた視点という発想をもとにこの映画は作られているのかな
地球上での人間の行為を客観的に見て、別の惑星に置き換えてみる
人間のゴキブリに対する残虐非道な行為を反転した視点で考える
本作の舞台と地球との違いは、星を支配している生き物以外にそれと同等の知性を持った生き物がいるか否か
地球のゴキブリが知性を持っていたら、今のような付き合い方ではなかったかも知れません

いや、どうでしょう
たとえゴキブリが知性を持っていたとしても、その俊敏さ繁殖能力、生命力に畏れおののき、やっぱり殺す選択をとっていたのかも知れませんね
人間とは攻撃的な種ですから
その攻撃性は本作にも描かれていました
本作では支配からの脱却の術としててでしたが、脱却しようと発想するのは、攻撃的な本質故でしょう

なかなか面白い問題提起ではありますが
独特な絵面とスローなカメラワークに眠くなります
少し盛り上がりにかけるかな

スーサイドスクワッド 極悪党集結 映画レビュー

気になっていたので期待していましたが
あんまりでした
まえのスーサイドスクワッドよりはおもしろかったですが、個人的には本作もさほど好きではありませんでした

スタートは好調
クセのあるメンバーがコメディ調にバッタバッタと戦死していく
そのテンポの良さに若干不謹慎さも感じそうになったくらい
バイオレンスコメディにぶっ飛んでいて良かったです
私はあのイタチがツボでしたね

本筋のストーリーが始まるとそのテンポは失速というか
私のツボとは合わなかったのかな
ギャグもアメリカ人向けなのか、うーんというのが多かった印象

一番思ったのはキャラの個性が光きれてない気がしました
あれだけ個性的なビジュアルなのに、個々の能力というか特質というか、そーゆーののスポットライトが弱かったし、フォーカスされるシーンが少なかった
マーゴットロビー演じるハーレイはやっぱり凄すぎるので、彼女だけが際立ち、その前にはあのサメくんでさえ霞んでいたかな

キャラの心情描写も少なかったので、あまり入り込めませんでした
もともとそーゆーのが主旨の映画ではないのかも知れませんが、キャラの行動に納得がいかなかった

やはりあれだけの個性をもった登場人物それぞれを際立たせるには2時間ちょいじゃ足らないのかな
アベンジャーズシリーズのようにそれぞれの作品を作って初めて功をなすのか
原作コミックを知らないので尚更ですね

ところで、
水玉変態を演じていた役者が良かったなと思う
彼はダークナイトブレラン2作目にも出てて存在感ありましたので

デューン 砂の惑星 映画レビュー(幽霊部員の投稿)

3分ティモシー 似てねぇ

前に友達の家でチラ見しながら鑑賞しました
その時は微妙そうだと思ったのですが
もう一度プライムで集中して鑑賞
なかなか面白かったですね

現代版スターウォーズ的な感じでしょうか
それよりはリディックに近いかな
帝国やら領主やら、宇宙をまたにかけた勢力争いを背景に
神秘的な能力と過酷な惑星の世界観で紡いだスケールのでかい作品です
ほんとに雄大な世界です
惑星のリアリティが良いですね
戦闘の主軸となるのが剣ってのも良かったです
ジェダイを思い出しますね

俳優陣に金をかけてるなと思いました
主人公は今注目の若手だし
ジョシュ・ブローリン、ジェイソンモモア、ゼンデイヤを始め
ガーディアンズのドラッグス役のあの人やダークナイトの脇役で出てたちょっと目が怖いあの人など
デイヴバウティスタとデビットダストマルチャンっていう名前みたいですね
この二人は最近割とよく出るし、けっこう存在感出すんですよね、うん
マルちゃんて笑
バビエルバルデムまで出てたので驚きました(なんで驚いたのかは分からない)
ドゥニ監督の人選良いですね

割と静かに物語は展開します
あまり激情タッチではなく、静かに淡々と
完成度が高いのに私の配点が4点止まりなのは私好みの少年誌的激情がなかったからです
でも、面白いんですよ
興味深いというか
あまり説明されないけど、主人公やその母には不思議な能力があるし
陰謀うごめくストーリーも先が気になる
そこまで派手ではないにしても戦闘シーンは趣があるし
静的ではあるものの、圧倒的な存在感と緻密さがあります
ドゥニはけっこう登場人物の心情にフォーカスする印象がありましたが、本作、そこについてはそこまでだったかも知れません
ストーリーが複雑で私がそこまで見れなかったのかも知れませんが

過酷な砂の世界を完全に再現してて、スケールのデカいSFです
続編も必ず見たい

16ブロックをDVDで見た

ども、こんばんはマクレガーです

2件続けてのレビューです

ストックの転載になりますが・・・

簡単ですがイラストも

なんとも手抜きな

それではレビュー

行ってみまっしょい

 

 

 

これなぜか好きなんですよね
ブルース作品の中でも割と上位です
久しぶりにDVDで鑑賞しました

ブルース作品としてはガンアクションは控えめで、アクション面の盛り上がりに欠けるかも知れません
しかし、その分、リアルな市街地戦闘に見応えがあります
主人公がとても賢いんです
頭を使い裏をついた戦い方がとてもかっこよくて
ジョンマクレーンとは違ったハードボイルドさを見せてくれます

 

お気に入りなのが、本作のブルースのビジュアル
口髭をはやし珍しく髪の毛がある
ここまでだけならシンシティのブルースに似てるかな
しかし、本作のブルースはとても不健康そう
顔色は悪く頬は痩せこけてる
勤務中にも関わらず酒を食い、足を引きずって歩くメタボでいかにも清潔感のない主人公
しかし、これが左手に拳銃を持てば、いつものブルースです
本作最初の一撃のシーンはかなりかっこよくて震えます
左利きってのも良いですよね、うん
なんでこんなカッコいいんだブルースウィリス

 

アクションやブルースだけでなくストーリーやドラマも面白いです
悪徳警官の悪事を目撃してしまった青年囚人を、証言のために16ブロック先の裁判所まで護送する役をおおせつかったのが世界一ついてないハゲ(本作では髪の毛がある)という話


大きなテーマとなってるのが
犯罪者は更生できるか
ってこと
もっと言えば
人は変われるか
ってこと
普通の人は、その人の努力次第でいくらでも変われると思うかもしれません
あちしも昔そう思ってました
しかし、数えきれないほどの犯罪者の姿を見て、人は変わらないという答えに辿り着きました
世の中にはルールを守る能力のない人間がいるんです
能力がなければどれだけ働きかけても効果はないのです
なので、更生することを前提に作られた今の司法の流れは間違っているのでは?と最近思うようになりました

しかし、本作のエディを見ていると
もしかしたら人は変われるのかも
と思い、自然と胸がグッと熱くなりました
もしそうなのであれば、無駄にはならないと思えるからですかね
そう簡単に片付けられる問題ではないですが、変われるかもって希望を持つこと自体はとても良いことですよね

割と認知度の低い本作ですが
出来は良い方だと思いますので、是非一度鑑賞あれ

K-PAXをプライムで見た

ども、こななちわ

マクレーンです

またさぼり気味になってます

なんたってココロに余裕がない、微塵も

しばらくはストックの転載になります

お暇でしたらお付き合いください

そして、翼をください

最近、娘が翼をくださいばかり歌ってやがる

うるさいのなんのって

何より、歌詞間違えてるし

さんざん音楽の授業で歌うとうけたるじゃないんか

20年以上前に授業受けたあちしのが覚えてるってどいうこと

 

それではレビュー

いっぴかいえー

 

 

 

なんなんすかこれ
めちゃめちゃおもろかったんすけど
いやぁね、たしかに、夕方から酒飲んで酔っ払って見ましたよ
酔っ払った時ってだいたいスコア高めになっちゃうんでそれもあるかも知れませんが
めちゃめちゃおもろかったすよ
こんな名作を知らなかったなんて

 

Amazonプライムで鑑賞しました
ウォッチリストに追加した所以は
遠い昔、たぶん中学生か高校生くらいの時だと思うんですが
別の映画のビデオかDVDを借りた時にCMで見て
これ見たいなぁと思いつつ見ずに生きてました今日まで
Amazonプライムで見つけた鑑賞したわけですが
予想を遥かに上回る面白さでした

ストーリーは、
自分はK-PAXという星から来た異星人だと言い張る男と精神科医の話です
自称異星人をケヴィンスペイシーが、精神科医をジェフブリッジスが演じています
この自称異星人が話す内容ってのがかなり信憑性が高く、ほんとに異星人なのでは?と思わせるところから話が弾むんですが

とても魅入る構成になっています
細かい荒さやリアリティという名のツッコミを入れる余地を作らせない見せ方をしてます
これが上手いです
少年誌とUFOが好きな方はまず釘付けになるでしょう
ドラマと音楽が良いですね
細かい点に目を向けさせないってのはノーラン監督がよくやることだと思いますが
そーゆー映画は入り込むことができるので、一気にスコア高くなりがち

 

名優二人が魅力的な演技を展開してくれます
本作見てハッと思いましたが
スペイシーが出てる映画ってハズレないかも
交渉人、ペイフォワード、ユージュアルサスペクツ、あと何がある?
今となっては色々と言われている彼ですが、役作りにかんしては超一流ですね
ブリッジスも良かったです
彼が良いと思った映画はトゥルーグリッド以外ありませんでしたが
本作の彼も良きでしたねー

 

本作の1番の魅力は
二段階、いや三段階にもなってる展開の構想です
あからさまに見える序盤の流れが途中でいっきに覆ります
ぐぐっと惹きつけられてもうグッドです
もうみなさん今すぐ観てください2時間程度ですんで

 

自称異星人は当然の如く精神病棟に入れられるのですが、そこでの精神病患者との触れ合いはどこかカッコーの巣の上でを連想しました

とにかく飽きることなく釘付けになる見せ方してくれます
メタファーを含む部分もある気がするので、もう一度見返せばもっと伝えたいことが分かるのかも

あぁおもしろかった
みなさんぜひ見てください
今すぐ見てください

死にゲー初体験談だんココロ惹かれてく

ども、こんばんは、マクレーンです

今日も今日とて世の中は不条理ですが

みなさんいかがお過ごしでしょうか。

ブログを再開しましたあちし

本日は死にゲーについて綴ります

 

死にゲー

いわるゆ主人公がけっこうな頻度で死んでしまうげぇむですね

ダークソウルデモンズソウルなど、ソウルシリーズがそうかと思われまする

あちしが最近やってるのは

ブラッドボーン

もうタイトルから血ってついちゃってますから、いかにも死にそうですよね

 

まず、同げぇむを手に入れた所以から・・・

始まりはそう、遠い昔、

銀河のはしで・・・

いやちがう。

 

少し前、友達に子供が生まれまして

ささやかながら出産祝いを渡しました

すると、友達は、お返しに焼肉をおごってくれるといったのですが、

そんなたいそうなお返しは必要ないと言っていたところ、

その友達がPS5を持っていて、

もともと持っていたPS4をただで譲ってくれるという話になりました

ちょうど、久しぶりにゲームがしたいと思っていたところだったので、いただいたのです。

その際、ソフトも1点譲り受けまして

それがかのブラッドボーンだったのどぅぇえす

 

さっそく、新居の物置と化した小さな部屋で、プレイしていたわけです。

 

これがむずい!!

マジで死にまくります

死にゲーと呼ばれる所以が1日で分かりました

最初のステージで死にまくり

 

なんたって敵の攻撃力がつおい!

ふつうのゲームの最初のステージって

プレイヤーが操作に慣れるために、敵が弱めに作られてると思うんですが

ブラッドボーンはそんなことあーりやせん

2,3回連続で攻撃受ければ簡単におっちんじまいます

ので、無双系のゲームのようにむやみやたらと突っ込んでいって〇ボタン押してッと簡単にタヒぬ

感情的になって突っ込んでいくとさらにタヒぬ

ほんと、初日に何度死んだかわかりません

 

多分ですが、このゲーム、プレイヤーがダメージ受けた直後の無敵時間が無い若しくはごく僅かなんだと思います

たいていのゲームはプレイヤーがダメージを受けた直後というのは、攻撃を受けてもダメージを受けないことが多く、その間に態勢を立て直すことができるのですが、

このゲームそれがないのです

なので、多勢を相手にする場合は、相手が雑魚でもかなり危険

1体ずつおびき出してタイマンするのが基本です

 

何度も死にながら覚え、ネットでやり方調べながら挑み、学びました

このゲームは敵の攻撃を回避することがマストで、回避したことで、相手に隙ができ、そこを叩くというのがセオリー

そう、基本は待ち

打ち終わりや、カウンター狙い、格闘技と一緒ですね

 

だんだんプレイにも慣れますが、少し油断するとマジでタヒぬ

肝心なところで雑魚に殺される

かなりムカつく

ストレス解消のために初めてゲームでストレス溜まるって・・・

ココロの中でコントローラー投げつけてました。

よく止まった

 

非常に難易度は高めだと思う

でも、それゆえに、すごくやりがいがあります

最初のボスを倒した時の達成感や、もうすぐ倒せるって時の、緊張感といったらもう!

これぞゲームです!!

楽しい、面白いだけがゲームじゃない

ゲームにも根気や学習が必要なんです

 

最近の社会は、苦しいことをする必要はないってスタンスがセオリーな気がします

我慢や努力が美徳とされていない

ゲーム内課金で簡単に強くなったり、転生ものの漫画ばかり出てくるのは、

努力せずに得たいって風潮の現れなのかも

 

ブルーハーツ甲本ヒロトの名言みたいなもんで、

 

楽しみたいなら楽(らく)をしたらだめ

楽しいと楽(らく)は正反対

 

ってのがあるみたいです

全力でぶつかってこそわかる楽しさがあるんですよね

 

ま、社会人になって死にゲーに全力でぶつかるってのも変な話ですが

 

それはそうと、ブラッドボーン良いです

キャラやクリーチャーデザインもカッコ良いですし、

中世のヨーロッパ風な舞台に、暗く不気味な世界観がグッド