平成生まれのマクレーン

映画レビューを中心にぼちぼち綴ります。絵もペイントで適当に描いてます。

エイリアン 映画レビュー

 

スペースジョッキーこんな感じ

どもこにゃなちわ

マクレーンです

最近なぜかアクセスが増えております

(といっても一桁です)

なので、頑張って投稿してきたいです

そのうちAmazonアソシエイトも再開して、お小遣いかせぎできたらな

てなわけで映画レビューです

今回は「エイリアン」です

リドリースコット監督のSFの金字塔ですね


かなり久しぶりに鑑賞
2とか3は子供の頃よくロードショーでしてたので馴染み深いのですが
意外に1作目てテレビでなかなかしてなかったのよね
前回見たのはどれくらい前でしょう
20代前半に観た気がするな
久しぶりに観たくなって
最近我が家に仲間入りしたミルクしか飲まないお猿さん
そのお猿さんを見に自宅に来た母に頼んで実家からDVDを持ってきてもらいました
1を持ってきてと頼んだのに、ついでに2と3まで持ってきてくれた優しい母


とてつもない世界観と精巧な作り込み
人間が乗ってる宇宙船の細部までデザインされていて、当時から考えるとそれだけでもすごいのに
さらに異星人の宇宙船やエイリアンの身の毛もよだつデザイン
めちゃくちゃ金かかってるなと思いました
今やSF作品は世に溢れていて
メッセージとかインターステラーとか傑作を見てしまっている
さらにはアクション要素の高い本シリーズの2作目3作目が存在し、
それらと比べると本作のハラハラドキドキ度とはやはり少し劣る
しかし、前述したようにその造り込み具合が目を見張る
2作目3作目やインデペンデンスデイなどのエンタメ作を「陽のSF」とするならば
本作は「陰のSF」ですかね
陰でも間違いなく金字塔で傑作です

スペースジョッキーと呼ばれてるんですかね?
胸に穴の空いた異星人のミイラ
生前の姿を想像し難いまさしく異質の美術
プロメテウスで割と人間に近い造形が明るみになりましたが、本作だけみると人間とは似ても似つかないものに見えて、衝撃です
異様なデカさとどこからどこまでが人体なのか判別し難いビジュアル、圧巻
彼らの宇宙船も機械的ではなくどこか生物チックな造形で異質さを煽る
なんと素晴らしい
本作はとにかく細部にまで造形にこだわっている気がする

エイリアンの脅威だけでなく
一つの会社に支配された未来社
マザーコンピュータが指揮をとっている様
アンドロイドの脅威
など、さまざまなSF要素を絶妙にミックスしてます
マザーコンピュータに対してタイプして次の指示を仰ぐところは、今世間を賑わしているチャットGPTを思い起こさせる
これが70年代の映画なんて信じられますか?
24時間戦えますか?リゲインリゲイン

また、リプリーというキャラは女性の社会推進の意も含んでいるのではないでしょうか
エイリアンだけに頼り切った続編シリーズにはない深みを感じますね

忘れちゃならないのがシガニーウィーバーの半ケツです
あれほど半ケツを意味あるものにした作品は本作を除いて存在しないでしょう

血が酸で、成長速度がバカ早い
怪力な上知性さえ垣間見れる
なんともおそろしい生物です
プレデターが成人式の相手に選ぶのもうなづけますね

CGでは出せないレトロな、使い古された未来感を体感できます