平成生まれのマクレーン

映画レビューを中心にぼちぼち綴ります。絵もペイントで適当に描いてます。

「ボーダーライン」を見た

ども、こななちわ

マクレーンです。

今日も今日とて映画レビューです

本日の作品は、

「ボーダーライン」

麻薬組織(カルテル)に対抗するFBI、CIAの苛烈な戦いの物語ですね

もちのろんAmazonプライムビデオだすよ

それでは行ってみまっしょい

 

 

 

緊張感があって良いですねー
原題はシカリオ
暗殺者とかそんな意味があるみたいです

今回で三度目くらいの鑑賞になります。
かなりの良作でごわす

クライム系好きな方にはおすすめ

 

 

 


まさしく麻薬戦争である!
毒を以て毒を制すとはこのことどす
邦題がボーダーラインであるように、悪を断つため、法の枷を解き闘う捜査官
果たしてそれが正義なのか?と疑問が湧きそうなもんですが、必要悪と納得してしまうほど悪が強大なのである

メキシコ国境あたりが戦闘の舞台となるシーンが多いんだけど、悪事の惨状に目を覆いたくなる
のっけから残酷さを見せつけられ、戦火の中に誘われる

 

 

俳優陣が素晴らしい
ジョシュ・ブローリンベネチオデルトロエミリーブラント
ジョシュとベネチオが指揮をとってる捜査に新しくエミリーが加わるといった形
デルトロの冷たく恐ろしい闘い方に戸惑うエミリー
鑑賞者はエミリー寄りの視点となるんでしょうね
ジョシュの横暴で乱暴な態度がカッコ良い!
エミリーは美人ですねー
クワイエットプレイスの時と比べるとだいぶ痩せてます
途中からマトリックストリニティに見えてきた
そしてエミリーの相棒役で、ゲットアウトの主人公だった俳優が出てるんですが、この相棒がまた良い役するんです

 

 

 

本作の魅力は緊張感あふれるリアルな戦闘にあると思う
戦闘シーン自体そこまで多いわけじゃないんだけど、一瞬でも見誤れば命を落としてしまう、そんな緊張感がエミリーの表情から伝わってきてハラハラドキドキなんです
また、デルトロの冷たい所作一つ一つにも緊張感がある
落ち着き様がこれまでの戦闘経験を物語ってるんですよね
カッコ良い

 

外国の捜査員って日本と違って戦闘することがマストなのがすごいですよね
法的知識だけでなく、生き残るスキルも求められる
そんな危険の中、命張って正義を実行できるだろうか、、、

 

 

 

戦闘ではなく、戦争に近い組織的な抗争
そこには法やモラルはなく、力あるもののみが生き残れる
残酷な世界の中、大切な人を守るには力が必要

今の日本は法治国家だし、銃規制もあるからどれだけ安全なのか思い知らされた
しかし、住んでいるのは同じ人間
状況次第で同じような惨状になりかねないんでしょうねきっと

冷たくリアルな銃撃が映える1本