平成生まれのマクレーン

映画レビューを中心にぼちぼち綴ります。絵もペイントで適当に描いてます。

「運動靴と赤い金魚」になぞにハマっていた件

お題「人生で一番ハマったもの」

 

 

ども、こんにちは

マクレーンです

今回はめずらしくお題に参加させてもらいました。

人生で一番ハマったもの

ということで・・・

 

人生で・・・

一番・・・

うーん

今日から・・・

一番・・・

かっこいいのだぁ・・・

うーん

難しいですね

今までハマったものはたくさんあります

最初にハマったものは怪獣なのかな

子供のころ、特撮ものの怪獣が大好きでした

たくさんのソフビ人形を持っていました(ほとんどラクマで売ってしまいましたが)

ウルトラマンよりも怪獣のが好きで、特に怪獣同士の戦いに熱狂していました

特撮映画を古いものから新しいものまで、見漁るようになり、そこから派生して

映画を好きになりました

映画鑑賞はいまだに大好きです

持続性でいえば、映画鑑賞がハマっているもののトップかもしれません

 

 

 

 

小学校の時は、任天堂64のゲームにハマっていましたね

ゼル伝パーフェクトダークドンキーコングなど

名作がたくさなりました

ゲーム機で一番好きなのは64かな

 

 

 

 

中高は部活で柔道にうちこんでいました

そこから派生して格闘技も好きになりました

どれも大成はしませんでしたが、良い経験を積みました

そう思うと、柔道を始めたのは、あちしの人生の中でも数少ない正しい選択となりました

 

中学生くらいのころから漫画も好きになり、漫画はいまでもハマってます

最近はハンターハンターにハマってます

あの作品は間違いなく少年誌の頂点です

 

 

 

てなわけで、何のことを書こうかなと8秒くらい迷ったのですが、

物珍しいものを書きたいと思い、中学のころに謎にハマった

ある一本の映画をご紹介したいと思います

 

その映画は、

運動靴と赤い金魚

という映画です

たしかイランの映画だったと思います

中学か高校の時に、英語の教科書にも教材として出てきたような覚えがあるので、

ある程度有名なのかな

 

 

主人公は、貧しい家に暮らす男の子

妹と両親、まだ赤ちゃんの妹か弟と一緒に集合住宅のようなところで暮らしています

お国柄なのか、時代背景なのか、とても貧しいというのが映像から分かります

ある日、両親に頼まれ、妹の靴を修理屋に持っていった主人公は、修理を終えた妹の靴を町でなくしてしまいます

家庭に新しい靴を買うお金がないことは、子供たちにも分かりきっていたことでしたので、両親には話せずにいました

しかし、貧しいので妹の靴はなくしてしまった一足しかありませんでした

どうしようと、泣き出しそうな妹に対し、主人公は

僕の靴を一緒に使おう

と提案します

以降、一足の靴を兄妹二人で共用する日々が始まります

イランの学校は、男女で授業時間が分かれているのか、男子の授業が終われば、女子の授業が始まるといった具合になっているようでした

主人公は、放課後、足をかっとばして家まで走ります

そして、妹に靴をバトンタッチし、妹も足をかっとばして学校まで走ります

そのような生活を続けていたある日、主人公は町でマラソン大会が行われることを知ります

2位の景品が新品の靴でした

主人公は2位になって新しい靴を手に入れ、靴屋さんで、女の子ものの靴と変えてもらおうと目論み、マラソン大会に出ることを決意します

 

というのがストーリー

長いな説明

あらすじの域超えてるよ

 

かなり昔の映画だと思います

中学の時にケーブルテレビでこれみて、なぜかものすごくハマったんですよ

VHSに録画して何度も見た記憶があります

 

無駄なサウンドや音楽がなく、映像で見せる静かな映画です

激情をあおる演出がないのに、主人公と妹の表情でグッと感情がこみ上げてくるんですよね

主人公がすぐ泣くんです、それがまた良い

 

 

ラソン大会のあるシーンではとてもとてもグッときます

涙を誘います

で、なぜ赤い金魚ってタイトルがついているかというと

主人公たちが住んでいる集合住宅の真ん中に噴水みたいなのがあって、そこに金魚がいるんですよね

その金魚がこれでもかというくらい赤が際立って、映画の節目で映される訳です

ラストにも映るんですが、これがまたインパクトがあるんです

映像以外の演出が少ないので、映像と人物の表情が自然とフォーカスされていて

当時、とにかく好きで、何度も見て、なんども泣きました

 

綴ってると鮮明に思い出してきました

もう10年以上見てないな

もう一度みたくなってきた

DVDあるのかな