平成生まれのマクレーン

映画レビューを中心にぼちぼち綴ります。絵もペイントで適当に描いてます。

「ペーパーマン」をみた

 

 

ども、こんばんは

マクレーンです

いっきに冷え込みが厳しくなりましたが、みなさんいかがお過ごしですか

暑いのに比べれば、寒いほうがまだマシだと思うたちですが

お腹が弱いあちしにとって、体が冷えることは大敵

やつら突然襲ってくるからな

しかも、トイレいけないような状況の時に限って奇襲をかけてくる

攻撃されてから便意が始まるまでの速さは世界新レベルですあちし

そう、それが、あちしの能力(スタンド)

アンストッパブルタミィよ

 

 

ほんとにお腹の弱さには悩まされる

今まで幾度となく死線をくぐり抜けてきてますからねあちし

前置きが長くなりましたが、今日も、今日とて映画鑑賞な訳です

本日の作品は、

ペーパーマン

Amazonプライムビデオでございます

ずっとウォッチリストに入っていて、ようやく鑑賞することができました

 

率直な感想は・・・

見るものを選ぶ映画だと思いますが、あちしはとても好きでした
かなり良いものに出会った気がする
金曜の夜という貴重な時間(鑑賞したのは昨日の夜になります)
翌日休みで家族が寝てから大画面独占できる数少ない貴重な時間
本作を鑑賞して良かっただす

 

以下は、作品の内容に触れます

レビュー、行ってみまっしょい

 

 

 

 


イマジナリーフレンドが出てくるコメディ調の映画とおもいきや、結構な恋愛ものでしたね
しかも切ない
面白いシーンもありますよ
ライアンレイノルズイマジナリーフレンドってのも、とてもハマってた
でも、それよか淡く儚く繊細な恋模様のが強かったかな
新海誠の映画よりよっぽど恋愛ものでした、自分にとっては

 

 

 


あちしにとって恋愛とは、キラキラ輝くプリンスとプリンセスの奇跡のような物語よりも
自分と似た傷を持った人と傷を舐め合うことで、温かいと錯覚を起こす現象って解釈のがしょうに合ってるので、そんなあちしには本作良きでした

 

なんたってエマストーンがかわいいです
ビートルジュースシザーハンズの時のウィノナライダーみたくかわゆすです
本作で彼女のファンになりました
心に深い傷を抱えた不器用な生き方をこれでもかというくらい巧妙に演じていました
彼女だけでも見る価値あります

 

 

 

 

生きにくさを感じながら生きている二人の
ひとときの寄り添いをゆっくりと描いています
たまにレイノルズのファニーを交えつつゆっくりと
キャプテンエクセレントは、四六時中そばにいる訳ではなく、特定の条件で発現するようでした
そのへんもきっと主人公の心のあり方を表現してたんでしょうね
主人公二人の行動一つ一つが
彼らの心の写し鏡や、この映画のメッセージになっているのかと思います
その全てを理解することはできませんでしたが、何かのメタファーなのだろなと感じ取ることはできました

 

 

 

主人公のセリフで
愛してる
適切な表現ではないが、心の奥底を見れば確かにその気持ちが存在する
ってのがあって
これは、ハッとしました
倫理に反しても、間違っていても、その時心に芽吹いていて、何をもってしても消せないもの

 

また、

自分の手の使い方がわからないんだ!

ってセリフもグッときました

やりたいこと、なりたいもの、しなきゃいけないもの、ならなきゃいけないもの

自分にとってそういったものが概ね分かっているのに、動けない

理由は様々でしょうが、そういうもどかしさってありますよね

多分、死ぬまで消えないと思う

ブルーハーツの僕の右手という大好きな曲のことを思い出しました。

 

 

 

儚く、繊細で、脆い恋の裏で、
主人公の妻の強い、、、強い、、
なんと言いますか
諦めとも取れる、一緒にいようとする力

いや、一緒にいることを選ぶ力ですかね
これもかなり魅力的で、素晴らしいものでしたね
この妻ってのが医者で、主人公は売れない作家
主人公の自尊心が崩れたのは、家庭の経済的主柱の在り処故ですかね
にしても、こんなちゃらんぽらんな夫なら普通即離婚でしょうが、それを選ばない


なんだか主人公が羨ましくなるほどでした

 

かくいうあちしも、定職にはついているものの、かなりクセが強い性格なので、
一緒に居てくれる(はたまた、経済的理由で居るほかないのか)パートナーに感謝しなくてはと思いました
多分、明日の朝になれば忘れてるが、、

優しい音楽と繊細な表現で弱く悲しく
いやぁ想像以上に良い映画でした
ほんとにキャプテンエクセレントな1本