平成生まれのマクレーン

映画レビューを中心にぼちぼち綴ります。絵もペイントで適当に描いてます。

レディ・バード

アリエルっぽい。いや、アリエールでしょ!

 

 

気になってて

やっとAmazonプライムビデオで鑑賞

良い映画ですねこれ

 

前半は、あまり自分好みではなかった

外国映画のティーンエイジ感に若干拒否反応を示すおねたん

アナフィラキシーショッカーなおねたん

あちしはリアルタイムでティーンエイジを満喫してなかったから、よけいにそう感じるのよねこの手の映画

で、これはカースト上位の女性向けなのかなと少し思ってた序盤

カースト上位というか、青春を青春らしく謳歌したいと思い、その思いのもと自由に行動できる人、もしくは出来てた人向け?

あちしはそうゆう人をカースト上位というか、普通の人、つまり、あちしとは属性が違う人間と認識する

カーストって社会には常に存在するけど、学生時代とかティーンエイジってそれが特に如実に現れると思う

上位であればあるほど、その存在を否定しがちだけど、上位以外の人間からみると、これでもかというくらいハッキリと存在する

それはもう親切なくらいに分かりやすくね

この世は生まれながらに平等ではない

当たり前のことだけどこれは絶対である

 

話がそれますた

そんなこんなで少し残念だなと思いながら序盤を鑑賞

主人公のレディバードはよくあるティーンエイジ主人公で、自分からすれば少しわがままに見えた

未成年であれば無制限に自由を尊重されるべきとの風潮はあちしにはない

自分がティーンエイジの時もなぜかそれを持てなかった

その理由は、本作のレディバードのように家庭が貧乏だったからであろうね

 

本人には青春を謳歌する準備が整っているのに、環境がそれにブレーキをかけているという閉塞感

その閉塞感に悶々とするレディバード

この悶々感もまた個人的に惹かれず

それはしゃーねぇーだろーと思ってた

 

ですが、途中からよ

中盤から登場人物の複雑な心情や格差社会、宗教観念が絡み始め

そんななかで、迷いながらも真っ直ぐ疾走するレディバードにグッときました

迷い傷つきながらも自分らしく選択し、行動する

中盤からほんっと掴まれた

 

誰しも問題があって

誰しも危ういなか自由に青春を謳歌したい

そう、青春は脆く不安定な上にしか存在しないのさ

アオハルかよ

 

最近鑑賞したミッド90,Sに似てる

それの女子版的な?

 

鑑賞中、あちしが大好きな漫画ホーリーランドであったセリフを思い出した

 

人は誰しも呪いを持っている

その呪いから自由になるために戦うんだ(なんとなくこんな感じ)

 

↑そゆことよ結局

 

レディバード役の子美人ですねー

作中どんどん魅力的になってく

そして親友役はブックスマート(未鑑賞)の女の子でしたね!すごく良いキャラしてた

あと彼氏はデューン(未鑑賞(^_^;))に出てた子でしょ?

色んな若手が出てますね

 

本作は主人公と母の衝突を軸に描いてるから、自分がそーゆー経験してる方はグッとくると思いますね

 

序盤の予想とは裏腹に満足した鑑賞となりました。